泣いて、ひと山越える!
企業のアナウンス研修のお仕事をさせていただきました!
丸一日。。。基礎、応用、実践。。。
現場で役立つようにと、かなりハードな研修になりました。
終盤。。。
大学4年生の女性が泣いてしまいました。
(別にいじめたわけではありませんよ~)
「今のうちに泣いて、しっかりがんばって。仕事の現場では泣けませんからね。」
と私は厳しいことを言いながら、
心の中では彼女のアツい気持ちに心打たれていました。
泣いていた女性は
口の開け閉めが甘く、幼い話し方でした。
大学4年生。。。普通に会話する分には可愛いのですが
仕事でインフォメーション業務をするには改善しなければいけないことがたくさんあって、
表情、滑舌、助詞の発音、呼吸・・・かなり大変でした。
彼女も必死にくらいついて研修を受けていましたが
最後になって、一日のことを思い出したのでしょうか。
一生懸命原稿に向き合って、声をだしている姿にもらい泣きする人もいました。
横から、年上で社会人経験のある女性がハンカチを差し出して
泣いている人の背中を軽くたたいて励ましていたり、
お互いに声かけしていたり、
それを見て、さらに私もグッときていました。
大学4年生。。。
厳しい就職活動を経て、
新しい仕事に就く喜びと同時に、
仕事に対するプレッシャーもあるでしょう。
社会に出るって大変なことですものね。
研修も厳しくてきつかったのかもしれませんね。
泣いて、ひと山越えた彼女の声・話し方は、ぐっと大人びたように感じました。
本人が納得できた時の笑顔はとっても素敵でした。
感情を出して前向きに取り組む姿っていいですね♪
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